髪の毛のキューティクルとは|低温ドライヤー.jp

よく耳にする「キューティクル」って?なに?

髪の美しさを語るうえで、必ず登場する言葉に「キューティクル」というものがあります。

 

「キューティクルが傷む」とか「キューティクルが整っている」といった表現をよく耳にしますし、電子顕微鏡の拡大画像などを見たことがある人も少なくないと思いますが、そもそも「キューティクル」とは、一体、どういうものなのでしょうか?

 

■キューティクルの状態で「健康な髪」か「ダメージヘア」かが決まる

 

キューティクルは、髪の表面の組織のことで、肌で言う表皮に当たります。

 

その形状は魚のウロコのような形をしているので、髪を柔軟に変化させることができます。髪の「しなやかさ」は、この形状によるものなのです。

 

キューティクルが密接に重なり合い、整った状態にあれば、「健康な髪」だと言うことができます。

 

しかし、キューティクルが傷んで剥がれたりしている場合は、「ダメージヘア」だということになります。

 

つまり、「健康な髪」か「ダメージヘア」かは、キューティクルがどういう状態にあるかで決まってくるというわけです。

 

キューティクルは、健康な人の髪の毛でも一人ひとり違います。

 

そのため、指紋と同じように、わずか一本の髪の毛からでも、それが誰のものかを判別することができます。

 

■傷んだキューティクルは修復が困難

 

キューティクルの重要な役割には、「水分を保持する」ということがあるため、キューティクルが傷むと髪は水分を保持できなくなり、ツヤが失われ、柔軟性もなくなってしまいます。

 

何らかの原因でキューティクルが壊れると再生は難しいですが、キューティクルを保護するシャンプーやトリートメントを使うことで、ダメージが修復され、水分を保持することができるようになります。

 

しかし、それには限界があるので、できるだけダメージを与えず、傷まないようにすることが何より大事です。

 

傷んだ部分は、シャンプーやトリートメントでも修復が困難な場合は、カットするしかなくなってしまいます。

 

■キューティクルは三層構造になっている

 

ウロコ状のキューティクルは、肉眼では見ることができないほど小さく、一辺が50ミクロン、厚さ0.5ミクロンの細胞が重なり合って、外部の刺激から髪を守る、いわば「鎧(よろい)」のような役目を果たしています。

 

ただ、キューティクルは髪の表面だけではなく、3つの層で構成されています。

 

そのうち、外部からの刺激を直接受けることになる一番外側の層は、髪の保護の最前線に位置するので、水やアルカリを弾く性質があります。

 

この性質によって、カラーリングの際に酸化染毛剤(カラーリング剤)が髪の内部に浸透するのを防いでくれています。

 

■キューティクルは熱に弱い

 

キューティクルは、外部の刺激から髪を守る「鎧」ではあるものの、弱点があります。

 

それは、「熱に弱い」ということです。

 

そのため、ドライヤーの熱にも弱く、高温の温風を当て続けると傷んでしまうことになります。

 

また、パーマやカラーリングなどの刺激の強い化学薬品にも耐えることができず、頻繁にパーマやカラーリングを繰り返していると、キューティクルが剥がされて、無防備な状態になってしまいます。

 

このほか、キューティクルは、強い紫外線や、間違った方法でのシャンプー、無理なブラッシングなどによっても壊れてしまいます。

 

また、キューティクルは髪が濡れたときに開いた状態になるので、乾いているときよりも壊れやすくなります。

 

そのため、シャンプー後の自然乾燥は、キューティクルを傷め、ダメージヘアにつながってしまいます。

 

■キューティクルがないと髪を保護できない

 

髪を保護するために欠かせないキューティクルは、タンパク質で成り立っています。

 

髪の毛の構造は、髪本来の細胞である“芯”があり、その周囲に養分の“中間部分”があり、それらを包み込むように“毛表皮”が存在しています。

 

“芯”のことを「メデュラ」と言い、“中間部分”を「コルテックス」、そして毛表皮が「キューティクル」というわけです。

 

髪は、外部からの様々な刺激や、薬品などによる化学的作用(パーマやカラーリングなど)によってダメージを受けてしまいます。

 

そのため、表面のキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、髪を保護できないうえに、髪の養分であるタンパク質や水分が内部から失われてしまうことになります。

 

このように、キューティクルは髪にとって、非常に重要な役割を果たしているので、できるだけダメージを与えないようにすることが大事です。

 

ドライヤーの熱でキューティクルを傷めないために

 

キューティクルが傷んだり剥がれてしまう原因でもっとも身近なものに、ドライヤーの熱があります。

 

シャンプーの後だけではなく、外出前にスタイリングをする際にもドライヤーを使うことが多いはずです。

 

そのたびにキューティクルはドライヤーの熱で傷めつけられていることになるわけです。

 

特に、一般のドライヤーは、髪の限界(60度)を超える高温(120度)なので、かなりダメージを与えていることになります。

 

髪の負担をできるだけ軽減させるには、最近、話題となっている「低温トリートメントドライヤー」を使うことをオススメします。

 

過度な熱でキューティクルを傷める心配がないので、安心して使うことができ、スタイリングしやすい健康な髪を維持するのに役立ちます。

 

関連: ドライヤーによる髪の毛のヤケドについて